やまおだまき (山苧環)Aquilegia buergeriana takashi tanabe / 2014年9月11日 [vol.547/2014年9月11日] キンポウゲ科/オダマキ属/多年草/草丈:30〜70cm/花:6〜8月 わが国の各地に分布し、低山帯から亜高山帯の林縁や草地に生える。名の由来は、中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環」に花の形が似ているところからこの名が付いた。 義経と別れ吉野山で捕らえられて鎌倉に連行された静御前が、鶴岡八幡で苧環を手にして舞ったという逸話を連想させる。 吉野山 峰の白雪踏みわけて 入りにし人の あとぞ恋しき 静や静 賎の苧環くりかえし 昔を今になすよしもがな (静御前)