藪苧麻 yabumao takashi tanabe / 2013年9月22日 [vol.193/2013年9月22日] イラクサ科/カラムシ属/多年草/80〜100cm/8〜10月 日本全土から中国大陸にかけて分布。 茎の繊維が丈夫でなので、古い時代から繊維を取り出して布として利用してきたことから、「麻のような繊維」を意味する「苧麻(まお)」で、藪に生えるのでこの名がついたようだ。古い時代には、カラムシ属の植物は衣服の重要な繊維材料として茎を蒸して皮をむき、表皮の内側にある繊維を取り出して利用していた。