[vol.982/2015年11月20日]
キク科/ヒヨドリバナ属/多年草/草丈:1〜2m/開花:8〜11月
日本、中国、朝鮮半島に分布する。河原や池など水辺を好んで自生。日本には奈良時代に中国から渡来し野生化。かつては日本各地の河原などに群生していたが、今では絶滅危惧種に指定されるほど激減している。秋の七草のひとつ。平安時代の女性は、茎や葉っぱを干したものを水につけて髪を洗った。防虫剤、芳香剤、お茶などにも利用された。花言葉:あの日を思い出す、優しい思い出。
「藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰 問へどこたへず 野辺の秋風」
金槐和歌集 源実朝
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