せいようたんぽぽ(西洋蒲公英)Taraxacum

せいようたんぽぽ(西洋蒲公英)Taraxacum officinale_00

[vol.779/2015年5月1日]

キク科/タンポポ属/多年草/草丈:30〜120cm/花:3〜6月
在来種(カントウタンポポ、エゾタンポポ、シロバナタンポポ、カンサイタンポポ)と外来種(セイヨウタンポポ)が錯綜している。関東タンポポと西洋タンポポの違いは、花のすぐ真下のところがベリッとめくれてるのが西洋タンポポ。めくれないのが関東タンポポ。都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の西洋タンポポ=花の下のところがめくれている。若い葉を水にさらしてサラダにしたり、花は天ぷらにして食べられる。葉を煎じて飲むと利尿剤として効くと言われ、古くから薬用としても使われている。別名:鼓草(つづみぐさ)、茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるから。また、タンポポの名は、鼓をたたいたときの音の「たん、ぽんぽん」の略が由来、ともいわれる。

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せいようたんぽぽ(西洋蒲公英)Taraxacum officinale_19

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