▲トロッコの線路が残る十文字峠への登山道
トロッコの線路が残る登山道
今回は、初めて奥秩父・入谷川をめざす。梅雨入りし、晴れ間が見えたかと思うと、急に雨が降り出すと言った不安定な空模様だ。八王子から中央道で勝沼ICまで、勝沼から国道140号を北上する。紅葉のメッカ、西沢渓谷をやり過ごし、雁坂トンネル（日本一の一般道山岳トンネル=全長６,６２５ｍ/通行料710円）を抜け、10分ほど下る。
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滝川を渡ってすぐ右折、キャンプ場まで5分。思ったより道は走りやすく、3時間ほどで到着。キャンプ場の駐車場（1日500円）に車を止め。売店で魚券（1,600円）を購入。叔母ちゃんに川の様子を聞くと増水気味だと言う。
取水所すぐ上の入谷と赤沢の出会いをめざし、今は使われていないトロッコの線路がとぎれととぎれに残る登山道を約1時間、出会いに到着、赤沢にはかつて吊り橋が架かっていたようだ、橋脚跡と錆びたワイヤーロープが残っていた。叔母ちゃんが言った通り、昨日の雨で水量は多い。水しぶきが降り注ぐ赤沢を渡り入谷川に降りる。丹沢くらいの小さな川を想像していたが、規模はかなり大きい。用意してきた竿と仕掛けではちょと短い。長竿を持ってくるべきだった。ラインを継ぎ足し少し長めに取り準備完了。いつもと同じように、テンカラのSに先行してもらい、餌釣りのぼくが後から釣り始める。入谷川に降り立ったところで、16cmのイワナを釣る。川は段差があり水量も多く、流れが速い、そのため魚が付く場所が少ない。根掛かりが多く、その対処にずいぶん時間を取られ取られてしまい、釣りに集中できない。この時期にしては水が雪解け水のように冷たかった。竿が短い分、川に立ち込むことになり、体が冷えてしまう。震えながらの釣りとなる。午前中は15〜17cm（イワナ）を3尾釣るのみ、魚影無し。
2時昼食。Sさんが作ってくれたアルコールコンロ（写真上）でお湯を沸かし、カップラーメン、紅茶を入れる。 結構寒かったのっで、暖かい物があるとありがたい。おにぎりがいっそう美味しい昼食となった。午後は取水所下流を釣り登った。上流よりポイントは多いが魚影無し。結局 17cm のヤマメ1尾のみ。（写真下）今回はリリースボックスに入れて撮影する20cm以上の獲物なし。思っていたより期待はずれの結果となった。
もう一度リベンジに来ようか迷うところだ。
▲16：15 p.m. 17cmヤマメ
▲入谷川と左岸から赤沢、右上に橋脚跡
