[vol.551/2014年9月15日]
ウリ科/カラスウリ属/つる性/8〜9月(実:10〜12月)
原産地は中国・日本で、日本では本州・四国・九州に自生する。林や藪の草木にからみついて成長する。葉はハート型で表面は短い毛で覆われる。レース飾りのある白いきれいな花は日没後から夜に咲く。白い花のネット状の模様は蛾を呼び寄せる。秋に、縦長の実ができる。最初は緑色で縦じまがあり、緑 〜 だいだい色 〜 赤と色が変わっていく。白いネット状の夜咲く花から、真っ赤な烏瓜の実は想像もつかない。蛾に媒介され、カラスの食べる真っ赤な実を付ける。何ともミステリアスな植物である。花言葉:よき便り、誠実。今年1月の烏瓜。