[vol.988/2015年11月26日]
ニシキギ科/ニシキギ属/落葉低木/樹高:1〜3m/開花:4〜6月、実:10〜12月
日本、中国に自生する。庭木や遊歩道などによく見られる。枝にコルク質の翼があるのが特徴。花は春咲くがほとんど目立たない。実はさく果実(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)が熟して割れ、赤い皮のある種子を現す。枝のコルク質の翼を採取して天日乾燥させたものが生薬の衛矛(えいぼう)で、月経不順などに用いる。 また、昔は、果実を砕いて頭髪油で練り毛ジラミの駆除に用いたようだ。 葉や果実などは食用にはできない。
真っ赤に紅葉する姿が美しく、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられる。
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