[vol.127/2013年7月18日]
スイレン科/スイレン属/水生多年草/花:5~10cmほど/開花:5月~8月
世界の熱帯、亜熱帯〜温帯が原産。庭園の池などで見られる水生植物。多くは耐寒性のある温帯性種で種類も多い。蓮(はす)に似た花だが、スイレンは葉や花が水面から立ち上がるのに対し、睡蓮は葉も花も水面に浮かんだまま。(熱帯睡蓮は、花が水面から立ち上がる)。日本固有のスイレンは未草(ひつじくさ)の1種類のみ自生し、全国の池や沼に広く分布している。白い花を午後、未の刻ごろに咲かせる事からその名が付いたと言われる。
一般的なスイレンは、いくつかの野生種を交配、品種改良し、作られた園芸種で、花の色、葉の色、模様、様々な姿の品種が存在する。スイレンは園芸種の総称のようだ。写真はそのスイレンの一品種。名前は特定できなかった。