[vol.985/2015年11月23日]
バラ科/サクラ属/落葉高木/樹高:8〜15m/開花:10〜1月と3〜4月2の回
江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)の交雑種といわれる小彼岸桜(コヒガンザクラ)の園芸品種る。江戸時代の後期から栽培されてきた。全体のつぼみの3分の1が秋から初冬(10月頃)に、残りの3分の2は春(4月上旬)に花を咲かせる。白、または薄紅色の小さな八重の花をつける。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。萼筒がつぼ型をしている。春は開花期に新芽も出始める。秋から冬にかけて咲く冬桜は別種で、十月桜が八重で、花びらは5〜18枚に対して、冬桜は一重で花びらは5枚。十月桜も含めて、秋から冬にかけて咲く桜を総称して冬桜と呼ぶこともあるようだ。
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