くぬぎ(椚)Quercus acutissima

くぬぎ椚)Quercus acutissima

[vol.953/2015年10月22日]

 
ブナ科/コナラ属/落葉高木/樹髙:15〜20m/開花:4〜5月、実:翌年の秋
花は雌雄堂株の風媒花。雄花は黄色い10cmほどの房状に小さな花をつけ、雌花は葉の付根に非常に小さい褐色の花をつける。実はブナ科の樹木の実とともにドングリとよばれる。樹液を求めてクワガタ、カブトムシ、大清水メバチなどの昆虫が集まってくる。名の由来は、古くから役にたつ木とされていて、国の木(クニノキ)、食の木(クノキ)、薪の木(クノキ)、栗似木(クリニキ)、木の木(クノキ)などから。樹液はクワガタの好物。

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