梅雨の合間に
昨日、東京の三鷹では、雹が雪のように積もった。その様子をニュースで見たが、ぼくが生きて来た記憶の中には無い光景だった。今年は特に異常な天気が際立っている。そんな、梅雨の合間に奥多摩の泉水谷に出かけた。駐車場はブルドーザーや工事の車がいっぱいで、駐車するスペースがない。工事現場にいたお兄さんに、工事現場のチョットしたスペースに駐車しても良いか聞くと。愛想良く「良いよ」と言ってくれた。途中も何ヵ所か工事をしていたが、僕たちが通り過ぎるのを気持ちよく誘導してくれる。近年、釣り場は工事をしている事が多いが、そこで働く人たちは、気のいい人が多く、気持ちよくあいさつをしてくれる。支度をすませ登山道を歩き始めると、薄日も差してきた。少し蒸し暑い、うっすらと汗もかいてきた。進む方向が変わると、爽やかな谷風もふいてくる。1時間ほどで入渓点に到着した。昨日の雨で沢は増水している。木も倒れていている。倒れた木を避け沢のへの降り口を探し入渓。沢は心地よくヒンヤリとしている。早速、第一投を投じると写真のあまごがヒット。おとなしいあまごだ、まあまあのサイズ20㎝。これは幸先が良さそうだと釣り登るも反応は無い。昼食までに最初の一尾のみ。昼食時に雨が少しぱらついたが、いつもよりゆったりと、話も弾み長めの昼食となった。月に一度、釣りも楽しいが、他愛のない話や、釣りの後の温泉が何よりの至福の時間である。結局この日の釣果は4尾のみ。期待外れの結果となってしまった。小菅の湯の露天風呂に入り、帰途につく。
入渓点、最初の一投に20㎝のあまご(11:23)▲▼
▼コーヒーカップに紙フィルターを直接かぶせ、手作りアルコールコンロで珈琲を入れる